2009年 11月 27日
チャーリー田川さんのこと |
バンジョー奏者として単身渡米されて40年以上、2003年にはあちらでの ”殿堂” 入り・・・・・。
このようなプロフィールを文字だけではいくらでも書けるだろう。
しかしご自身がどれだけ苦労なさって今に至ったかなどはその笑顔だけからは簡単に思い計る事は出来ない。
僕は毎年1~2回、チャーリーさんが "里帰り” なさった折に東京でご一緒させて頂いてるに過ぎないし。
(そういえばチャーリーさんのルーツは福岡とのこと、今年初めて知った)
”リスペクト” などという流行りの安っぽい言葉なぞ絶対に使いたくないが、もしチャーリーさんがいらっしゃらなければ青木 研はじめ我が国のバンジョー弾きは存在し得なかったかも・・・・と書いても決して大袈裟ではない。
”お寒い” 日本のジャズジャーナリズム(あるのか?そんな物)は絶対にチャーリーさんのような人は取り上げないだろうからせめてここにだけでも書き留めておきたかった。
チャーリー田川氏は決して指導者とかリーダーとしてだけで語られるべきではない、と。
素晴らしいソリストだけではなく ”伴奏者” としても超一流、北村(英治)さんを盛り立てるその姿に僕は感動すら覚えたのである。(11/24@市ヶ谷ルーテル教会)
『お体にお気を付けて。また来年もお待ちしてます。』
そう申し上げた僕の手を握り返してくれたその力は痛いくらいに強かった。
by slapper1107
| 2009-11-27 00:08
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