2010年 02月 03日
デビュー作!! |
ついたちの夜、雪の中我々の演奏現場(HUB浅草)へひとりの若者が。
いつになく上気したその顔には理由があった。
『やっとCD出来ましたっ』
渡邊恭一とザ・スインガーズ
Tenor Sax 渡邊恭一
Piano 田窪寛之
Guitar 吉原聡
Bass 小林航太朗
Drums 田村陽介
Produced by 渡邊恭一
「Swingers, Anyone?」 \-2,000
SWG-10000 Recorded @Studio DEDE 11.11.2008
1. When I Grow Too Old To Dream (S. Romberg)
2. Hawk(K.Watanabe)
3. These Foolish Things(J. Starchey)
4. If Dreams Come True(E. Sampson)
5.I Was Doing Alright(G. Gershwin)
6.China Boy (P. Boutelje)
7.I'll See You In My Dreams (I.. Jones)
8. Oh, Lady Be Good ! (G. Gershwin)
僕の早大ニューオリの可愛い後輩、キョーイチ君こと渡邊 恭一君の目出度くも デビュー作である。
ぢつはこのCD、半年以上前に僕は彼から ラフ-mix時のテスト盤を聴かせてもらっていて
確かmixi上だったか、あーだこーだ書いた覚えがあるのでそれだけ感慨も深いのだ。
20代前半で自分名義のアルバム、しかもプロデュースから自分自身で行って・・・・・
いくらCD制作が手軽になった昨今とはいえ、なかなか出来る事ではない。
僕の場合はどうだったのか・・・・・。
1983年最初の海外遠征(サクラメント)に際して ”手土産” がわりに作った(なんと未だLPだった!!)ので僕が26の頃かな?右も左も分からず、自分ミスをアタマ真っ白のまま録り直しの申告すら出来ずボクサーなら2ラウンドKO負け=ほろ苦いデビュー戦ってヤツだった。
ちなみに以後僕は50枚近くの作品に参加してきたがリーダー作は一枚も無し、ただこれはこれで ”リズム屋の勲章” だとは思っているので別にいいのだが・・・・・。
さて、このCD、詳しい内容的な事にはここでは触れない(本人には何度と無く言ってあるので)。
ただ一点だけ面白い事を発見したのでそれを・・・・・
写真のジャケット↑、なかなかユーモアがあって楽しい。
僕はこれを見た時反射的に思い出したのがこれらのLPジャケ。
これらはEPICレーベルのそれぞれ、バニー・ベリガン盤とレオン・チューベリー盤。
同一デザイナーの手による物と思われるが、キョーイチ君CDのデザイナー氏もこれが頭にあったのではないだろうか?(違ってたらメンゴ)
H・ホーズらのコンテンポラリーレーベルの ”動物シリーズ” にも通ずるこうしたユーモアは特にトラッドなジャズでは大切な事、こうしたちょっとしたセンスの良さ、には大いに拍手を贈りたい。
最後に
キョーイチへ、
おめでとう!!! 今後も二郎のラーメン喰ってましまし、じゃなかった ますます頑張れよ。
わんわんわんわんわん!
(★=5・0) 僕も応援してるワン by”判定犬” 二郎
by slapper1107
| 2010-02-03 00:14
| レコード