2010年 02月 11日
Tuba、その後 |
以前のエントリーでtubaを久しぶりに吹いて自爆・・・・・というドタバタは書いたのだが
実はその後の顛末が少々あるので再度掲載してみる。
西荻ミントンハウスのライブでふと吹いてみる気になったものの、付け焼刃の練習の悲しさ、
見事なくらい音にならず・・・・・。
幸か不幸かその直後別の場所で再度吹く機会があった。
相も変わらずろくな音は出なかった(そりゃそーだ)ものの ”僅かな手応え” を掴んだ。
僕の楽器は故宮崎忠一さん(bjo)から譲っていただいた物。
ほとんどユーフォニウムに毛の生えた程度の大きさしかなく、持ち運びには便利だが如何せん ”音が軽い” 。
本職、の方々が使っている高価な楽器に比べたら地金も薄くペラペラで実際音もそういう風に鳴る(ウデが悪い事もあるけど)。
このような楽器で上記二回のライブではマイクも立てずにガムシャラに吹いたものだからたまったものではない。
・・・・・・口はバテバテ、音は割れ、音程は不明瞭、当然過ぎるほどの結果である。
だから、もう一度今度はちゃんとマイクを立てて楽に力まず吹いてみようと考え
再度性懲りも無く挑戦してみる事にした。
そしてこの間の日曜、場所は浅草HUB.
この日はドラムも入った音量も要求されるフル編成のデキシーバンドだ。
『大丈夫?3set(口が)持つのかなぁ・・・』
この日ご一緒した筒井さん(tp)に訝しがられる。
『マイク入れて楽にやりますから多分・・・・』とは答えたものの万が一途中でバテバテになったら店に置いてあるbassに切り替えるつもりではいた。
ところが実際マイクの力を借りてみると自分の音もよく聞こえるし、余裕も生まれるので演奏中色々なフォーム(姿勢)も探る事が出来、一旦フォームが固まると気が付いたら小1時間×3setが終わっていた。
これはイケルかも!!!
確信に至った僕は次のステップとしてtuba専用のマイク+プリアンプを作ってみようと考えた。
(普通のブームスタンドだとマイクの位置によって音量が左右されるし、音量や音質=特に低音ブースト=の調節を手元で行えればgood)
そこで昔bass用に使っていたマイクとマイクプリを引っ張り出してきた。
Fishmanのマイクプリアンプ
これで
手元での調整
音量・EQ・位相
ファンタム電源(コンデンサマイクのみ)
on/offが可能
こちらはベイヤー(独)のダイナミック型マイク、シュアーSM-57よりも好みだ。
直接楽器のベル部分に放り込むので
スポンジで保護
実装するとこんな感じ・・・・・・
ブームスタンドから解放
ストレスも減り
演奏に集中できる
ちょっと見えにくいが
マイク部分ガベルに接触する事で楽器がダンプされ、生音がタイトになったのも意外な収穫であった
この ”完全装備” をもって一昨日の夜再び恵比寿にてライブ。
なかなかイイ感じで吹けた。
こうしてある程度場数を踏んでくると、”2beat/4beatの解釈の違い” とか ”四分音符の長さの吹き分け” といったbassを弾くうえでも実に興味深いポイントが沢山見えてくる事がわかった。
今さら商売換えなんぞするはずもないが、今後もbass演奏の一助としてtubaも時々吹いていこうと思う。
余談:2~3の方から 『ステージ隅っこで縮こまって吹いてる姿はお前らしくない』 とのご指摘
余程普段偉そうにbassを弾いてるのか?とやや疑心暗鬼になった(笑)。
確かに猫背になって窮屈に吹いているのかも・・・・・・
徐々には改善していく所存です。
やっぱり
餅は餅屋
なんでしょうね。
追伸の追伸:本日午後2時より麹町・番町教会で後藤雅広Delta4のコンサート
(ご心配なく、こちらではBass弾きますww)
ライブ録音もあるので久々に ”副音声” Twitterで実況します。
お楽しみに!!!
by slapper1107
| 2010-02-11 01:07
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