2010年 02月 20日
ハードコア、なつけだれ |
時刻は午前10:20
またもや二郎と散歩(笑)・・・・・・
家から多分最短距離の店、 和風つけそば栄楽 の前に居る。
なんでこんなに早く、しかも開店前に来ているのか?(オフィシャルにはこちらの開店は11:00)
ここはTVや雑誌の取材を受け付けておらず、なかなか遠路はるばるマニアな人達が来るような店ではない。
地元常連に愛され続けてかれこれ50年!! 絵に描いたような ”地域密着店” である。
実際暖簾が掛かるのは何故か10:35きっかし、地元民はそれを良く知ってるから10:25あたりからひとり、またひとりと・・・・・。
馬鹿正直に11:00にやってきても10人ほどの行列が出来ている、という寸法だ。
僕の家からだと新井交差点で中野通りを渡るだけのわずか2分だからこんな芸当が可能、それだけここのお昼時の行列は凄い。
以前は夜営業もあったのだが今は15:00くらいで終了してしまうのでランチタイムを過ぎてもこの行列は消えない。
↑ こんな ”貼り紙” がされるくらいだから・・・・・。
さて、こうして ”ポールポジション” を取っていた僕は開店するやいなやこれまた4席しかないカウンター席の一番右端、給水機脇の ”ベストポジション” に突進。(ここに陣取るのも実は訳アリ、なのだが)
こちらのメニューではひたすら ”つけそば” をdig。
あたたかい普通の中華そばももちろんあるがオーダーされる9割がデフォの ”つけそば” (並750円)だ。
トッピングには生卵(50円) たけのこ(メンマ、200円) チャーシュー(300円)
麺は並盛で300g、大盛り450g100円増し、特大600g200円増し
自家製麺の中太ストレート麺は額面よりはヴォリューム感たっぷりだ。
僕はいつもコレ、
たけのこつけそば特大・・・・・・
とにかく 麺、だ。麺がうまい。
最近流行りの浅草開化楼、うどん並の極太麺は ”歯ざわり/歯応え” を楽しむもの。
対して自家製のここんちの麺は ”喉越し” を味わうもので、まさに ツルリン~ゴックンだ。(消化わるそー)
そしてそして、この麺を受け止めるつけダレ。
醤油、というか ”カエシ” の効いた濃い目、シャッキリとしたハードコアな逸品。
ハッキリ言って酢や ”化調” 風味も強く今時の ”複雑濃厚”系ではないけれどこの麺にはコレっきゃないだろー、と納得させられる。同じ丸長(荻窪)をルーツに持つ大勝軒(マイルド)とはあまりに対照的で面白い。
(ちなみに僕はヤスベエ等の甘口系は苦手なのだ)
最後に残ったお楽しみ
スープ割。
これだけ味タレが強力なのでなるべくなら頑張って一旦スープは飲み干してから新たに ”割” だけを楽しみたいもの・・・・・・
純粋にスープだけを味わってみると、優しい鶏ガラにほのかな魚の香り。
派手なアクションシーンの後は甘いラブシーンと相場は決まっている。
余談だが
ここんちではスープ割りが欲しければ自分で容れものを厨房まで持参、という暗黙のルールがある(笑)。
客席で ”割りコール” をしてもスルーされる・・・・・だから僕は万難を排してまでも ”カウンター右端給水機脇” ポジションに固執するのだ。ここだとオッチャンが目の前で柄杓にてスープを足してくれるから・・・・・。
ごちそうさまでした、
店を出る頃にはほら、こんなに並んでる。
わん、わん、わん、わん
(★=4・0) やっぱり つけ麺のキモは麺だワン!!
おー、今回は意見が合ったな二郎。
でも、特大喰った罪滅ぼしに晩飯は抜きね。
キャイーン。
by slapper1107
| 2010-02-20 00:13
| ラーメン・飲み食い