2010年 05月 26日
”耳”を切り換える |
昨日久しぶりにampに灯を入れ、じっくりとレコードを聴いた、楽しかった。
こんなお皿を・・・・
この間のオランダBREDAでの ”青空市” にて大した期待もなく買い求めた物
すべてB・グッドマンのエアッチェック(放送録音)盤
5ユーロ均一のバーゲン盤、コンディション等は ”推して知るべし” だ。
・・・・・・だがこれらが妙に耳に和む、というか心地良いのだ。
”耳のモード” が切り換ったのだ と思う。
何度も書いている事だが、僕は演奏を生業にしつつ音楽(オーディオ)愛好家?でもあるので常に ”演奏家の耳” と ”リスナーの耳” の間を行き来している。
大きなコンサート・レコーディング・海外遠征の続いたここふた月ほど僕の耳はずっと ”演奏家耳” であった。
これはどういう事かと言えば・・・・
音楽をどうしても ”資料” として聴いてしまうので録音や音質等オーディオ的聴き方をしなくなるばかりかちゃんとしたシステムで聴かなくなる。つまりヘッドフォンとかオーラトーンの様なスピーカーの方が好都合なのだ。
僕も通常は普通の ”リスナー耳” モードなのだが、これから ”演奏者耳” モードにはたやすく強制変換できる。
しかしその逆、つまり”演奏者モード”⇒”リスナーモード”はなかなか意識的には難しい。
丁度、時差ボケが徐々に日常レベルに戻るようにじわじわと時間がかかるのだ。
そして昨日これらのレコードが十分 ”普通に” 楽しめたので、また色々オーディオ的にも楽しもうかと思っている。
こんなスピーカーでも久々に聴いてみた。
この妙ちくりんなシステム、明日にでも少し説明をば・・・・・。
by slapper1107
| 2010-05-26 00:06
| オーディオ