2010年 11月 08日
教会の音 |
渋谷山手教会、麹町番町教会、市ケ谷ルーテル教会、オランダBreda市の教会・・・・・
僕も今まで色々な教会で演奏してきた。
教会の音
と、一口で言っても千差万別あるが
共通してあてはまるのは 『残響成分の多さ』
牧師さんの説教が有り難くも響くのもこのおかげ、と言えるのだが
いざ音楽を聴かせようとすると中々手強い環境となる。
過度な残響や特定の周波数が強調されたりマスクされたりする “定在波” の存在はコンサート会場としては時として致命傷にすらなり得る。
昨日のコンサート会場となった シャロン-ゴスペル教会@池袋。
オープニングアクトはお馴染みサウンドオブヴェスパーズだっだのだが、僕の心配は杞憂だった。
いつもの新宿トラッド祭やミントンハウス・銅鑼で聴いているよりももっと良い音であった。
バンドの演奏、特にバランス感覚が優れているのは勿論だがほぼ満員〜およそ120人ほどの熱心な信徒、いやお客様自身が良い “吸音材” となってくれた事は間違いあるまい。
適度な残響には牧師様の説教同様演奏の音にも 神が宿るのかも知れない。
そうそう、昨日のメインアクトはバンジョーのチャーリー田川さん。
客席から登場し、MCも半分務めるといった活躍ぶり。
勿論チャーリーさんのバンジョーも鳴り響いていたのは言うまでもない。
チャーリーさん、今週末の新宿トラッドジャズ祭でも大活躍されるはず・・・・・。
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by slapper1107
| 2010-11-08 00:27
| ライブ・現場から