2010年 12月 10日
僕のお気に入り・12 |
非JAZZと言うなかれ。
ミュージカルや映画サントラ、
日本では 『イージーリスニング』とか 『エレベーターミュージック』、海外では 『エアポートミュージック』などと呼ばれ硬派なJAZZファンから白眼視される事も多い。
しかしながら
こういったジャンルでも腕利きのジャズ屋が手がけた物は聴きどころも多く、
☟ などは、それらの代表作。
御存知ミッシェル・ルグラン、ヘンリー・マンシーニ。
ちゃんとクレジットを調べたら P・ジョンソン(sax)やR・ブラウン(b)あたりが参加していて油断ならない。
これなんかも(レス・バクスター)いかにもお金がかかってる、というゴージャスなサウンドでアメリカが最強だった時代=1950年代を象徴する物だ。
もうひとつ。
キャブ・キャロウェイ、ルイ・ジョーダンと並んで僕が思うに 三大過小評価楽団 と言って良い
ルイ・プリマ。
このあたりを無視する事があたかもステイタスの一部であるかの如くの日本ジャズ評論界(有るのか?そんなもん)の風潮は断固糾弾されるべきである。
N村誠一さんやM森亜土さん・・・・現場の演奏家に一部狂信的愛好者がいるのも頷ける事で、これらジャイブ(ジャンプ)ミュージックが本当に定着してこその “ジャズ大国” だと思う。
その点、現在増えてきた 『踊る若者たち』の方がはるかに本能に忠実、正直である。
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by slapper1107
| 2010-12-10 00:12
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