2011年 01月 20日
これもエイジング? |
SPレコード再生用システム、マグナボックス駆動アンプの出力管を交換した話は先日ここに書いた。
元々フリッカーノイズ?がボソボソしてたので球交換に至ったわけだから、新しくしただけで充分 『音が良くなった』気がしていたのだが暫く聴いているうちにみるみる変化が・・・・・・。
僕はこれまで割りと大型(4way)システムをそこそこの音量で聴いてきたので音の微妙な変化には鷹揚でいた。(駄耳、とも言うが)
しかし今回耳元&小音量といういわゆるニアーフィールドで集中して聴くようになって改めて再生音の佇まい、つまり低音が高音が・・・といった末梢的な事ではなく全体像、に耳がいくようになった。
まあ
こうした細かい点を気にしたくなかったが故にシステムを縮小したのにこの有様では本末転倒なのが皮肉ではあるが。
つまりこういう事だ。
うちのマグナボックスはこれをメインの中音部に据えて、その上と下を足してやるというall hornの3way。
これが最近どんどん中音部のバランスが突出してきたのだ。
今まではこれが若干弱かったので相対的に上と下を落とした上でプリアンプの(マスター)ヴォリュームを上げていた。
多分スピーカー自体の能率差だろうと諦めていたのに、今また各部のバランスを取り直している。
特に僕の “主食” であるSPレコードではこの中音域が充実してくると音の再現性が格段にupするのだから、これはとても嬉しい誤算であったわけだ。
なるべく新しい球を馴染ませようと在宅時にはずっと通電してきた効果がでたのだろうか?
もうひとつ、
球屋の店頭で迷ったのだが、安価な現行品(ロシア製)にせずちょっと奮発して東芝のデッドストック物にしたのが正解だったのかも・・・。(一番高価なフィリップスのは手が出なかった)
女性のお肌と違い、オーディオ機器はどんどんエイジングしろっ という事ですな。(こら)
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by slapper1107
| 2011-01-20 00:40
| オーディオ