2011年 04月 20日
翻訳、なのか? |
最近、twitterなんかを通じて何人かの翻訳家の方たちと知り合う事ができた。
僕の普段の “交友関係” は
同業者(ドンバ=演奏者)が圧倒的に多く、
以下
役者、ダンサー、オーディオ(音響/PA)関係、楽器屋方面……
と、我ながら呆れるほど狭いw。
まあ一般的サラリーマンの様な “異業種交流会” みたいな場もとんと縁がないのだし、
そうして考えてみると
翻訳家なんてな分野は僕らのギョーカイとは普通まず交わらない分野だからますますその内幕?には興味が湧く。
しかし色々拝見するうち、
膨大な資料集めや原作(原本)の徹底的な下読み込み、締切との時間的戦い……こうしたご苦労の割には身入りが少なく(失礼!)その多くは零細な個人事業主(更に失礼!!!)。それ故ヨコの繋がりは親密&強固で皆で仕事を回し合う……………。
なんだ、縁が無いどころか我々ギョーカイとソックリではないかw!
原作はひとつ、しかし訳本は複数でしかもその面白さは翻訳者のウデに左右される。
これを
原作=スタンダード曲、訳本=レコードに遺された様々なヴァージョン、翻訳者=演奏家と置き換えれば、自ずとこの両者の共通点が浮き彫りに(ホントか?)なる。
僕らが数あるスタンダード曲(古典中の古典)をどう解釈して演奏するのか?
これって、ある意味 翻訳、だと思う。
直訳、意訳、超訳・・・
決して自分で作曲しなくても色々な料理法がある。
作家には無い楽しみを翻訳家は沢山持っているのである。
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by slapper1107
| 2011-04-20 00:16
| 本・読書