2012年 04月 12日
SPレコードの可能性 |
この写真は以前オランダの知人宅にお邪魔した時のもの。
・・・特別なオーディオマニアでもコアなレコードコレクターでもない普通のお宅の居間、である。
当たり前のように手回しの蓄音機が有って、
しかもそれは “装飾” ではなく今でもレコードが廻っている。
(この時もドリス・デイがかかっていた)
音楽文化の蓄積、を思い知らされた一瞬だった。
毎年、
お花見の席にポータブル蓄音機持って行ってBGMにしたら素敵だよね……という話が何処からとなく出る。
実際はお天気の事や場所選びの問題も有ってなかなか実現しないのであるが、こうした試みはECOな風潮も追い風となりこれから真実味を増してくると思う。
マニアな人々対象のレコードコンサートならクレデンザやEMGといった大型機の出番となるが、その辺の喫茶店の片隅やそれこそ公園なんかで気軽にSP盤を楽しもうとなればポータブル機で十分。
『電気も無しにこんないい音が出るなんて…』
初めてSPを聴いた方の8割方はこう仰るだろう。
何度でも言う、
ポータブル蓄音機こそ究極のモヴァイルオーディオ!
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by slapper1107
| 2012-04-12 00:43
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