2014年 05月 21日
三部作 |
『聴く鏡』シリーズ二冊、
そしてこの ☟『ベイシーの選択』を加えて・・・
ベイシーの三冊!
“三人でベイシー”というバンドが有った様な気もするがw、
こちらの “ベイシー”とは
日本一凄い音がする(岩手一関にある)jazz喫茶の事を指す。
店主菅原氏によるオーディオエッセイ、と言って良いのだろうが
読み進むうち、LinnのLP-12とかshureの針とか、JBLマルチ…とか個々の固有名詞は段々どうでもよくなってきて
もっと根源的な
音に対する凄まじい渇望
みたいな物が見えてくるのである。
そして、
最新作?の『〜鏡・2』ではあの3・11直後の心がヒリヒリするような著者の“思い”も浮き彫りにもされる。
命を張れる、そんなオーディオも有るもんなんだな・・・
そういう感慨を持ちつつ、ぜひ四部作〜五部作…と続いて欲しいものである。
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by slapper1107
| 2014-05-21 00:03
| 本・読書