2016年 03月 21日
笑うマイルス |
なにやら象徴的(でもやっぱりなんかコワいw)なジャケットである。
このタイトルは、
“笑わん殿下”のマイルスの笑顔
milesとsmilesとの押韻
というダブルミーングなんだろうが、いかにもアメリカ的なセンスだなと思う。
50年代のマラソンセッション四部作とよく対比される、不動の黄金クインテットによる“新しい”studio四部作のうちの1枚・・・・・・
2作目のここらあたりまでがマイルス色が残るギリギリのラインで、この後はどんどんミステリアス(黒魔術的)なショーターの影響力が濃厚になってゆく。
(後に、『インザスカイ』『キリマンジャロの娘』で劇的にマイルス色が復活するのだがそれはまた次の機会に)
僕個人としては4枚の中ではこの作品が1番好きで、特にエディハリスとジミーヒースによる2曲が素晴らしい❗️
中でも前者の♪Freedom Jazz Dance、でのT・ウィリアムズのリズム解釈。
それまでの ジャズロック的な8beatとは一線も二線もw画する不思議な躍動感(これにはbassカーターの貢献も大だが)。
こんな演奏サイドメンにされたらさすがのマイルスも思わずニヤリ( ̄ー ̄)、なんだろうな。
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by slapper1107
| 2016-03-21 00:08
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