2016年 12月 05日
出た❗️久々のヘビロテ盤 |
ベーシストJohn Claytonの(多分)Duoシリーズとなる 『Parlor Series』第二集はピアノHank Jonesとの作品。
去年にリリースされていたのだがあっという間に輸入盤屋店頭から姿を消していて、最近やっとネットでゲット(ちなみに第1集は息子GeraldとのDuoでこちらにはもう¥10k近いプレミアが付いている‼︎)。
“黒人霊歌集” という括りで
♫ダウンバイリヴァーサイド ♫ホアットアフレンド〜 ♫アメイジンググレイス ♫時には母の無い子のように ♫オールマンリヴァー 等々
お馴染みの曲目。
以前制作参加した白石君の 『賛美歌』集と曲がダブルだぶるw。
ハンクジョーンズは同企画を既にベーシストC・ヘイデンと吹き込んでいて、ライナーによればそれを聴いたクレイトンが『これこそ、僕がやる企画でしょ!』とハンクに直訴して産まれた作品だそう。
当然、いやでも前述のヘイデン盤との比較になるのだが・・・・
どっちがどっちという優劣論ではなく、面白いのはヘイデンとクレイトン2人のベーシストの資質の違いが浮き彫りになる事だった。
C・ヘイデンの方が“感情移入”が大きい……と言うか、
黒人であるクレイトンの方が二グロスピリチュアルに対してよりニュートラルというか“客観的に”接している感じがした。(これは白人/黒人という人種論よりはもっと個人的な事に帰結する、と僕は思うが)
あと、
本盤・・・録音エンジニアはJoel Moss、目茶苦茶録音が良いです。
2008年収録、この2年後ハンクは天に召された。
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by slapper1107
| 2016-12-05 00:03
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