2017年 06月 20日
持ち替え、について |
レッド・カレンダーというベーシスト、ある時はチューバ(スーザホン)の名手でもあった。
ご存知の通り、ジャズの歴史の中で
ブラスバンド(屋外)→ジャズバンド(屋内)と移行する間に多くのチューバ奏者はコントラバスに持ち替えを余儀なくされ、この他にもウォルターペイジなど多くの “転向組” が居たのだった(現在でもヴィンスジョルダーノらが持ち替え奏者として有名)。
転じて、我がトラッドジャズ業界wでも(僕を含めて)ベース屋がチューバを練習した時期があり………面白いのはチューバ吹き達がベースも始めた頃と一致する。
(今では屋外でのデキシー系営業も数が減り僕のチューバも開店休業状態だw)
しかし
一般的な話をすれば、
ベース業界ではアコースティック&エレクトリックの持ち替えの方が普通。
恥ずかしながらw僕もその昔中古でフェンダープレシジョンを手に入れて自分でフレットくり抜いたりしていた( ̄◇ ̄;)くちだ。
結局大してモノにもならず程なく友達に譲ってしまったが・・・・
器用に同じステージで両方持ち替えている同業諸氏を今でも羨望の眼差しで見ている。
管楽器、特に木管の皆さんはサックス〜クラリネット〜フルート位ならビッグバンドでは当たり前なのだろうな・・・・でも小さい楽器とは言え数が増えたらやはり大変か。
あと、
本当にすごいなと思うのは海外でよく見かける
金管と木管の持ち替え‼️
サックス吹き終えて瞬時にトランペットに・・・・口とかどうなっているのか⁉️
そしてあちらには『器用貧乏』という考えがあまり無いみたいで、普通に色々楽しめたらいいんだろ?というのが徹底しているのが羨ましい限りである。
(でもどれも上手いのだ、これが)
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by slapper1107
| 2017-06-20 00:06
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