僕は今、本来の意味でのアンプ使用はしていない(楽器にピエゾ等のコンタクトpickupを装着してライン信号としての出力)。
時々、マイクによる最少限度の拡声が必要になる場合にのみ
モニタースピーカー的に使っている。
・・・・でも昔は普通にwベースアンプのお世話になっていた・・・・
ご存知『手運び、電車移動』の身としてはこれらベースアンプ(当然コントラバス本体もあるから)、
ずっと小型化/軽量化との闘い、であった。
まず最初は昔の定番、ポリトーンのminiブルート。
各種pickupとの相性も良くウッドベース用としては最高だったがいかんせん重く(ーー;)、多分10kg以上あったのではないかな?これはキャリーカート無しには運べなかった。
その次がGKこと、ギャリアンクルーガー。
付属のEQが優れものでウッド/エレキ両用が利いた……肩から担げるソフトケースは重宝したがまだ重さは10kgの壁が立ちはだかる。
僕にとって画期的だったのがついこの間までベンチ入りしていたPJ(フィル・ジョーンズ)アンプ。
ここに至ってついに重さは5kg台に・・・・・これは今一番使っている人が多いのでは?
そして、最新機材はこれ。
以前にもご紹介したがYAMAHAパワードモニターMSP3。
『どうせマイク収音だから普通のモニタースピーカーでいいじゃん』という発想の転換で採用したが、
とうとうその重量は夢の4kg台(笑)。
ご覧の通り大きさも小さい方の駅コインロッカーに楽々入るサイズ(^^)。
このサイズだから本当の重低音は出ないが床に直横置きにすればバッフル効果でそこそこは稼げるし、
前段のマイクプリからはDI代わりにメイン卓にも出力可能。
まあ、普段のライブハウスや大きなホールだとPA環境は問題ないのだが時としてそれが不十分なレストランや会議室みたいな場所だと重宝する事この上ない。
そういえば若い頃、BOSEの402(小さい方です)プラスmixer/小型パワーアンプなる“自家用PA”まで持ち歩いていた事さえも有った・・・・
隔世の感、である。
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