2010年 01月 07日
たなごころ |
正月早々不気味&不細工な画像でスミマセン(汗)。
はたらけど はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る
別に 石川啄木 を今さら気取ったわけでもなく、
よくお客さんに訊かれるのである・・・・・
『さぞやゴッツい手なんでしょうね、一度間近に見せて(触らせて)下さいますか・・・?』
僕は恥も外聞も無くバチバチっとよくslap奏法かましているのでお客さんの方でもアヤツの手はドナイなってるんだ!? という事なんだろう。
しかし
『あれ、意外にマメとか無いんですねー。』
・・・・と軽く驚かれるのもしばしば(右手をお見せした際の反応)
普通ギタリストもそうだが(右利きの場合)ピッキングする方の右手よりも弦を押さえる左手の方により大きな負担がかかるので マメ とか タコ は左手(写真)が出来やすいのだ。
皮膚の角質化とかは非常に個人差が大きいので一概には決め付けれないが、それでも名人/上手 といわれる人にはマメ・タコがほとんど無い。(昔、あのレイ・ブラウンに握手させてもらった事があるがあまりにスベスベな手にびっくりした記憶がある)やはり ”無駄な力をいれない” 事がどれだけ大切なことか・・・・・。
あと、
負担の大きい左手でも特に ”小指” がキツイ
この写真だけでは分かりにくいが関節の太さが左右まったく違う(左>>右)ので
知らない人には大抵ビックリされる、というか気持ち悪がられる(泣)
・・・・・しかし 不細工(寸足らずで太いだけ)だなぁ、と改めて思う。
僕の父親は若い頃ピアニストを志していたが↑かような小さな手の為諦めて作曲の道に転向した
実は僕も恥ずかしながら3歳~6歳の時ピアノを習わせられていたが同じ理由で(遺伝だ、遺伝!!)断念、ワセダNOJCでBASSと出会うまではまさかこの自分が音楽演るなんて思いもよらなかったのである。
まあそれでもかれこれ三十年近くも続けてこられたのは・・・・
こんな手でもピアノよりかは多少でもベースに適性があったんだろうな、となんとなく思う。
by slapper1107
| 2010-01-07 00:26
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