2010年 02月 21日
掘る、ほる、掘る |
『掘る』
ここでは、レコード屋の店頭で実際に ”ブツ” (レコ)を探す行為、を言う。
英語でも "dig" というと掘る、という意味以外にもスラングでは 『~を突き詰める・・・』の意があるし、
が 『ここ掘れわんわん』と吠えれば大抵は ”お宝” が埋まっていたりするのだ(笑)。
昨今はなにを買うにもネット上、という事が多くe-Bayとかヤフオクを利用なさっている方々も多いだろう。
僕はレコードに限っては ”現物” に触りながら買いたいし、実際に ”エサ箱” を前にして初めて体感できる醍醐味もあると思うのだ。
・・・・・それはまさに『掘る』、としか言い様が無い感覚。
これはオランダーブレダジャズフェスでの青空市でのレコード(78回転)屋台。
これなどはお客さんの年齢層も高く人数も閑散としているのでのんびりとしたものだ。
これが新宿や御茶ノ水あたりの廃盤店、それもバーゲン日などにぶち当たりなんぞしたら・・・・・
もう、戦争である。
高速でレコを抜き差しする輩もいれば自分の目的候補を ”囲い込む” 猛者もいる。
まさにエサ箱前の肉弾戦が如き様相を呈するわけだが僕はこの雰囲気、そう嫌いではない。
とにかく僕はこの ”エサ箱” なるものが大好きで、家の中にもそこかしこに置いては怒られている。
普通レコード(LP)はこのように専用ケースに収納するのが一般的だしスペース的にも合理的。
ただ僕は大好きな ”エサ箱” をこんな感じで床に直置きしたりしてレコ屋店頭の ”あの” 感じを再現しようかと・・・・・・、
こんな風に
あんな風に
はい、
結局はこうして・・・・・
家の中でも
レコ堀り、にいそしむのである。
・・・・・・・ビョーキだね、まったく。
by slapper1107
| 2010-02-21 00:59
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