2010年 04月 23日
しかしよく降る雨だこと |
昨夜の現場@小田急相武台前
冷たい雨、雨、雨。
いまさら ”異常気象” だなんだ、と言う気もしないが
・・・・しかし今年の春はよく降る。
まあ、仕事だから傘さしてでも何処だってお邪魔しますがね・・・・・・。
しかし人も楽器も濡れるのだ、結局。
よく質問を受ける、
『この楽器ケースは防水ですか?』
・・・・・・・確かに。
しかし、雨が降った時点(降る前から)で楽器は十分湿けっているしもっと言えばこの多湿なアジア圏に住んでいる以上それはもう ”慢性的に” そうなのだ。
だから今さら楽器が濡れることなど周りの皆さんが思っている程には心配していない。
ドラムやピアノ等、他の楽器も同じく湿けっているから。
ただ一つだけ往生してるのは ”ガット弦” 。
これは湿度が上がるとベトベトになり、梅雨時なら ”結露” すらする。
こうなると音はボソボソとなるし、リズムの切れなどあったものではない。
もっと困るのは、一度 ”水気” の増えた弦はその後乾いた時急激に収縮するのだ。
今まで何度これで弦が切れた事か!!!
だから僕は終演後に弦を半音~全音緩める事」を習慣化させている。
ついでに言えば
真冬の関東地方の乾燥ぶりもこれまた半端でなく、単板の楽器ほどよく ”割れる”。
難儀な話だが、
楽器(特に弦楽器)というのは 生き物 なんだなあ、とつくづく思う。
今日も降るのかなあ?
by slapper1107
| 2010-04-23 09:14
| ライブ・現場から