2010年 05月 27日
ゲテモノと言えばゲテモノ |
注:本日のエントリーは以前mixi上で書いたものと内容が重複します、ご了承下さい。
昨日の ”妙な” システム、
実は楽器そのものである(ドラムスの)シンバルをスピーカーにしてしまおう、というアイデアから産まれた物。
これはウッドベース等に取り付ける ”ピエゾピックアップ”。
物理的振動を電気信号(音声)に変換する圧電素子の性質を応用したものである。
普通のマイクロフォンが音声信号を入力してやればスピーカーになるように、このピエゾピックアップも音声信号を入力して ”スピーカーの振動板” にならないだろうか?と思い付いた次第。
もちろんこれだけですぐにスピーカーとして使えるはずもなく、適当な ”反響(増幅)体” が必要で確か同じような発想でヴァイオリンの駒部分に振動板を取り付けた "ヴァイオリンスピーカー” があったはず。
そこで僕はシンバルにこのピエゾマイクを仕込んで見た。
最初はとりあえず音が出るかどうか?
・・・・まあ、出るには出たのだがこのピエゾ素子を当てる場所&当て方によって音がコロコロ変わるのだ。
それにインピーダンスの関係か盛大にクリップしてる様にも聴こえろ。
そして散々Cut&Tryを繰り返した結果どうにかそれらしく鳴るポイントを見つけ、駆動アンプにはSP端子に抵抗とコンデンサをパラった専用機をあてがった。(入力する音声信号も500Hz以下を大幅に切ってみた方がより自然になった)
とは言っても僕は最初からこれを単独で使おうなどとは思ってなくて(当たり前だ)、もともとあったモノラルシステムにトゥイーター代わりに ”足して” みようか、という目論見だった。
これが ”母体” となった JBLのLE-8T一発の平面バフルシステム。
これだけでも何の問題も無いのだが、このピエゾ~シンバルset?を加える事により雰囲気が増すというか・・・・(まあ自画自賛なんですが)・・・・多分、トゥイーターと言うよりも一種の ”倍音付加器” として作用してるのではなかろうか?と。
さらに悪戯は続く・・・・・
以前蓄音機ホーンを作った時に ”余って” いたサウンドボックス。
これにもピエゾ振動板からの "物理的振動” を加えてみた・・・・・・、
さすがに音楽として明確に聴き取る事は出来ないまでもSP盤再生時の ”スクラッチノイズ” がまるで蓄音機のようになった(ある意味当たり前だけど)。
だからこれはLP盤再生時には接続せず専らSP盤電気再生に使っている。
(くっついているショートホーンもどきは ”百均” の如雨露の一部。ジャンクでスミマセン)
意外にもこの ”シンバルスピーカー” 気に入ったので部屋の角地にある我が家での ”一等地” にセッティングする事にした。
全景
これは半分 ”洒落” デス。
真摯なマニアの方々におかれましてはゆめゆめお怒りになりませぬ様・・・・・・・滝汗。
by slapper1107
| 2010-05-27 00:11
| オーディオ