2010年 09月 01日
がっかりした事二つ |
我が家のアナログ
stereo LP ならピカリングのNP-ATという高出力(10mv)MMカートにShureM-44の太丸針を挿し、これをフォノEQ~プリアンプ間にもう1段ラインアンプあるいは昇圧トランスをかませさらにはパワーアンプ段はブースターアンプと考えてその前段に小ぶりのドライブアンプを置く・・・・・。
まったく馬鹿げた ”ひたすらハイゲイン作戦” なのだがこの音は気に入っていて何年も使い続けている。
さて、
昨日暑いのは承知でアナログLPを廻した。
ステレオLPをモノ合成したやつを ”蓄音機ホーン” で聴いていたのだが・・・
何枚か聴いてステレオスピーカーに切り替えたら
何と左chが出ていないではないか!!
もちろん今までも何度もこんな事はあったのだが僕は最初の1~2曲で直ぐに気が付いていた。
しかし今回はLP5枚ほど異状が分らなかったのである。
mono合成だったり猛暑で集中力を欠いていた・・・・こうした事を差し引いてもオーデイオを愛する者の端くれとしてはショック・・・であった。
気を取り直して
今度は ”原因究明” しなければならない。
今までの経験からしても ケーブル関係(断線・接触不全)が一番アヤしい。
しらみつぶしにフォノイコ側の上流からパワーアンプ側下流まで一箇所づつL~Rを入れ替えてゆく・・・・
前述の通り多くの ”接点” があるためこの作業は長時間を要する。
ところが
今までだったらこの作業中のどこかで ”特定” できたにもかかわらず今回はそれでも駄目。
もう2時間ほど悩んだ末原因が判明。
何のことはない、音の最初の入り口カートリッジとアーム間のユニバーサルジョイント部の接触不良、であった。
接点復活剤をつけ2~3回グリグリしたら嘘の様に直ってしまった。
ケーブル関係以外のトラブルは初めてだったが、こんな場所がイカレるなんて・・・・
いくら暑いといってもほぼ一月このプレーヤーは触りもしなかった事になるのか。
異状に気付かぬ駄耳といい、機材を放置する怠慢といい、
俺もヤキがまわったか?
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by slapper1107
| 2010-09-01 00:03
| オーディオ