2012年 01月 09日
“ニシオギ”という街 |
西荻窪・・・・・
親しみを込めて西荻、いや “ニシオギ” というカジュアルな呼称がよりしっくりくるかな?
僕は上京以来30有余年、ずっと中央線沿線というか中野区を一歩も出た事が無い。
交通の便の良さや買い物/飲み食い処に困らない事、
とにかく住みやすい事が第一の理由だが
もうひとつ、
他の中央線沿線の街に対するコンプレックスみたいな物もあった(今でも)ように思える。
中野ブロードウェーがあって “サブカルの街” とか言っていても此処中野という街は良くも悪くも極めて フツーの 街なのだ。
高円寺・阿佐ヶ谷・吉祥寺・国分寺・・・・・
それぞれ皆明確な濃いキャラクターを持っていて、やはり『わざわざ電車に乗って訪ねる』街なのだと思う。
その中でも西荻窪は以前の僕にとって最も敷居が高い、というか特別な想いを拭えない街だった。
マニアックな中古レコード屋や古本屋、雑貨店・・・・
雑誌の切り抜きを握りしめて恐る恐るドアを開ける。
あの アケタの店で客が誰も居なくなって帰るに帰れなかった事とかトラウマめいた事も数知れず・・・・・・。
それがどうだ。
今では月のうち何度も足を運ぶ率NO.1の街になっている!
ちゃぶ台や長机、我が家の大型家具はここ西荻窪で仕入れた物が増えたし珈琲豆もここで買う事が多いかな。
何時頃からこんなに身近な処になったのだろう?
それはなんと言ってもライブでお世話になっている ミントンハウス の存在が大きい。
月に最低でも2回はお邪魔しているし
今週などは
9日@池田なみ&わくわくジャズコメッツ
10日@山本太郎ジャズクラシックス
14日@SPアワー
と三回も来るし、プライベートな事も加えたらほぼ毎日かもw・・・
いつまでも 『ニシオギ村』とも呼ばれる風情を失わないでいて欲しい、と切に思うのみである。
(おっと、土日は電車に注意!だけどね (^^) )
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by slapper1107
| 2012-01-09 00:07
| ライブ・現場から