2013年 10月 18日
音が 『届く』 |
またか、とお思いでしょうが…
生音(なまおと)のオハナシです。
水曜日の花岡インターナショナルオケのコンサート、
今年も例年通りマイクも立てない “完全生音” 仕立て。
居合わせた知り合いに敢えて客席最後列に座ってもらい感想を訊いたところ…
ベースはもちろん全ての楽器が細かいニュアンスまで聴き取れた、との事!!
ギター佐久間君は音が通り過ぎる位だから逆に手加減したほどだと。
良い音響特性と熱心かつ静かに聴いて下さるお客様etc……
いくつかの “幸運” に恵まれなくてはいけないが、カメリアホール位のキャパ(3-400)のホールでも生でいける確証と自信が得られたのは大きい。
PAを通さない、という事は
モニターも不要…という事。
僕は常々思っているのだが、
我々は普段あまりにもモニターに頼り切っていないだろうか??
不必要とも言えるモニターをさらにヴォリューム上げてハウリングさせているなんてまさに愚の骨頂だ!
生で演奏する事は裸を晒すみたいで勇気も要る、
しかし
お客様は勿論共演者にもそれぞれ楽器の“本当の音”が届く事の快感といったら、無い。
時代考証的にはやや??だが、僕は自分がベイシー楽団でのエディ・ジョーンズになったような錯覚に何度も陥ったのである。
この至福の体験はまだまだ続く・・・・・。
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by slapper1107
| 2013-10-18 00:13
| ライブ・現場から