2014年 04月 01日
音楽には謎の部分も必要 |
普段は単純明快なw音楽を演っているから、余計にそう思うのかもしれないが・・・・・
言うまでもなく(特に)jazz音楽にはそういう意味不明さが “進化” には欠かせない要素であったし今後もそうであろう。
この場合、『進化』と言うと語弊が有るかな?
もう何でも出尽くした感のある現在だと
『深化』
と言った方がより正確か・・・・・・。
だいぶ前に此処でも書いた気がするが、演奏手法のみならずその作曲からさらにはそのキャラクターまで含めて
ウェイン・ショーターの不可解さは群を抜く。
だから面白いのでもあるが、
『一体どうやったらこんなメロディーやsoloが湧いてくるのだ?』
もうこれらはそのまま受け容れてああだこうだ分析しない方が良いのだろうな、多分。
そしてマイルスの ☝ これ!
帝王と呼ばれ、ジャズファンで無くてもその名を知られている彼でさえこんな不可解作を発表しているのだ。
(繰り返すが、不可解=低評価ではない!)
賛否両論、と云うのはそれだけ“理解”はされているという事。
解らないから全否定…となるとそれはもう愚の骨頂で、
謎を謎として残しておくのも立派な一つの評価、と思う。
特に……Disc2(LPなら一枚目B面)の ♫RATED X
マイルスはもはやラッパすら吹いていない(チープなコンボオルガンで不協和な和音を鳴らすだけ)。
僕が思うに全Jazz中最も難解な作品だと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
by slapper1107
| 2014-04-01 00:08
| レコード