2016年 01月 26日
『新主流派』って何だったのか? |
日本のJAZZ評論界?で一時もてはやされたターム。
ぶっちゃけ、乱暴に言うなら ↑ こういうレコードの事を云うのだろう・・・・
曰く
1964-68年位にblue noteレーベルに吹き込まれ
オリジナル曲がほとんどで
それまでのハードバップ期と以後のフリージャズ期の過渡期的なもの
リズムセクションにはR・デイヴィス/J・チェンバース/H・ハンコックのいずれかが必ず居る(笑)
まあ、これは半分“ネタ”で書いてはいるのだがw、当たらずとも遠からず〜であろう。
だいいち、“ハードバップ” だって “フリージャズ” だってとことん突き詰めればその定義なんて曖昧だし
W・マーサリス登場時に云われていた『新伝承派』なんて括りも有ったっけw。
少し真面目な事を言うと、
こうした作品はまさに(60年代半ばという) 時代の産物なのだろう、と思う。
此処に収録された5曲をまとめたアルバムに “point of departure”(臨界点)と表題を付ける感覚、そして
オーソドックスなセクションプレイからアヴァンギャルドまでこなせるE・ドルフィーとパーカー(ビバップ)世代のK・ドーハムが1枚に同居している・・・・・
そんな時代だったのだ。
ちなみに
僕はアンドリュー・ヒル、大好きです😄。
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by slapper1107
| 2016-01-26 00:09
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