2016年 05月 22日
究極の婉曲表現 |
・・・・これって、ズバリ『色気』の事でしょう。
最近(自分のも含め)、如何にして演奏の中にこの『色気』が感じられるか?という命題に拘っている。
だんだん分かってきた事(←今頃かい(ーー;は、
必ずしも 色気=艶気 では無い、という事。
tenor saxのサブトーンみたく直截的な表現(音色)でもなく・・・
violinの官能でもなく・・・・
一見冷静さを装いつつもその内に秘めた熱情・・・・(ツンデレ?w
いやいや、これでもまだ作為的か?
聴き手に、裏の裏のそのまた裏まで深読みさせる様な演奏………かな?
ズバリ本音を言っちゃったら話はそこで終わる。
そうではなく、自分も含めて色んな事をとことん考えながら音を出していけないか・・・
微笑んでいるのか儚んでいるのか分からないのが、モナリザとか能面。
1番“”色気“”が有る、と思う。
このCDの一曲目、アラン・パスクヮのピアノを聴いていて唐突にこんな事を想った。
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by slapper1107
| 2016-05-22 00:46
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