2016年 08月 05日
impluseのRVG |
色々と賛否両論有るRVG(ルディヴァンゲルダー)氏の録音。
僕は大いに支持したい派だが、確かによく取り沙汰される “”ピアノの音“” はやはり個性的過ぎるwかな?
思うに、
氏の仕事現場は常に自己のstudio(ハッケンサック→イングルウッドクリフと移転はしたが)なのに出てくる音はブルーノート/プレスティッジ/CTI/サヴォイ/インパルス・・・・等々レーベルによってかなり異なるのだ。
特に上記の2枚での音、マッコイのピアノ❗️
BNでの抜けの悪さはどう聴いてもぬぐえない。
(ついでに言えばdsもBN盤でのエルヴィンのシンバルは歪んでいる様にさえ聴こえるのに対しImpulse盤でのR・ヘインズ………史上最高レベルのスネアの音だw)
推測なので無責任な事は言えない、けれども
おそらくはRVG氏、各レーベルによりマスタリング時に音をそこそこ弄っていたのではないか?
BNはプロデューサーA・ライオンのこだわり(注文)が強すぎてああいう個性的な仕上がりになったのではないか、と。(後年RVG氏主導のリマスター盤を聴くと意外なくらいw自然だった)
ついでながら、
マッコイのこのレコード(Reaching Fourth)、あまり話題にされないが僕はこれが一番好き(^^)。
R・ヘインズはもちろんの事、H・グライムスの『ゴリゴリ音』が凄い❗️“”硬度“”では例のBNでのG・タッカー(アススリー他)の上をいっているのでは?
以前松江のジャズ喫茶 常乃家 さんの4344で聴いた音が忘れられない。
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by slapper1107
| 2016-08-05 00:15
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