2016年 09月 14日
地味盤 |
ちょっと前SNS上でこれを挙げている人(もちろん外国人)がいてちょっと驚いたw。
その名の通りジミなトロンボーン奏者ジミーネッパーの1枚だが、自分でも何でこれ買ったのか覚えていない(^^;;。
1976年のスティープルチェイス盤でリアルタイム新譜LPを高田馬場ムトウで・・・だったかな?
その時居合わせた某jazz喫茶マスターに『随分と渋いの買うね〜w』と言われたのは覚えている。
多分ベースのG・ムラーツ(いっとき贔屓にしてた)参加につられて手に取ったのだろう・・・・・
でも、内容は素晴らしかった❗️
他の共演者も同じく地味ながら一騎当千の実力者ばかり、類は友を呼んだ・・・・のである。
R・ハナG・ムラーツ組はサドメル楽団繋がりでD・リッチモンド(ds)はミンガス仲間、テナーのA・コーンとはアレンジャー同士・・・というところか。
JJみたいな華もなくU・グリーンの様な流麗さとも無縁、ただただその風貌通りの質実剛健スタイルなのだがその誠実さはしっかりと伝わってくる〜そんな演奏だ(アレンジャーとしても優秀だったから普通の2管クインテットには思えないスケールの大きさが有る)。
あのミンガスに何度も殴られて前歯を折ったという気の毒過ぎるエピソードで知られる彼だが、御大の死後もトリビュート企画には駆けつける・・・・・イイ人、なんだなあ(^^)。
こんな佳作をjazz初心者時代wに手に取った自分を褒めてやりたい(笑)。
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by slapper1107
| 2016-09-14 00:23
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