2017年 01月 19日
愛器も喜んだ |
この写真はもう6年も前になるのか・・・・
ジョン・ゾーンのマサダ等、普段先鋭的な音楽をやっているニューヨークのベーシストグレッグ・コーエンはトラッドジャズの名手でもある。
あのウディ・アレンの演奏活動での活躍が有名だがこの時はギターのマーティ・グロスに同行していた。
『前もって楽器に慣れたい』と言うので宿泊先の山の上ホテルに楽器を持って行ったのだが、この時は本番ライブ(tpにJ・E・ケルソーsaxがS・ロビンソン)も聴かせてもらう役得が有ったw。
この時は既に違う楽器をレンタルしていたのだがスティール弦が気に入らず『MASATOの楽器を借りれないか?』と言ってくれたらしい。
ご指名も嬉しかったが、最後の曲でソデから呼び出されてsit inさせてもらったのも良き思い出だ。
彼ももう毎年の来日が恒例となったが10年近く前の初来日時には楽器を僕が都合した。
それ以来の仲だが、こうして僕らのライブにも顔を出してくれる。
自分ではない誰か、それもそれぞれ一流の奏者がこの楽器を弾く・・・
滅多には無い機会で、やはり『この楽器はこんな鳴り方をするんだ……』ととても参考になるからわざわざ持って行く甲斐も有るというもの。
最後に。
もうずいぶん前
やはり浅草HUB出演中にニューオリンズオールスターズ一行がやって来てその時のベーシストだった故W・ペイトン(tpニコラスのお父上)に弾いてもらった事が・・・
『いい楽器だが、手入れがなっとらん‼️』
と、一喝されたのは今でも懐かしく思い出す。
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by slapper1107
| 2017-01-19 00:05
| ライブ・現場から