2017年 01月 21日
すべてはここから始まった |
ラジオの深夜放送〜BCL(短波放送)〜ときていよいよ待望の 『ステレオ』コンポ😄。
面白いのはここで云う “ステレオ” とはモノラルに対するステレオではなくって、音響装置総称としての固有名詞でそれはテレビ/洗濯機/冷蔵庫といった他の家電製品同等のニュアンスだった。
僕が高校入学祝いに買ってもらった頃、当時は空前のオーディオブーム。
普通の家電メーカーも“”東芝→オーレックス“” “”日立→ローディー“” “”シャープ→オプトニカ“”………といった具合にそれぞれのオーディオブランドを持っていた。
中でも専業メーカーのパイオニアはローコスト商品も多く、オーディオ入門者の味方であった。
だから、僕のオーディオ“”デビュー“”はすべてこのパイオニア製品(^ ^)。
レシーバーと言われるチューナーとプリメインアンプが一体になった綜合アンプにスピーカーセットが有ればとりあえずFM放送は楽しめる。
そしてまだレコードプレーヤーは買えなかったから専らカセットデッキにエアチェック三昧。
東京での独り暮らしが始まる際、僕は学生生協に行って真っ先にオーディオセットを新調したのを覚えている・・・・・
LUXの真空管アンプkitにフォステクスのドローンコーン付き2WAYスピーカー、これはその半年位前からFM雑誌(まだオーディオ専門誌は敷居が高かった)を熟読、研究していたw。
やっとレコードも買える様になり(東京で安い輸入盤やもっと安い中古盤に出会った時のカルチャーショックは以前書いた)、カートリッジにはこれまた定番のテクニカのMM。
冒頭の写真、パイオニアブルーと呼ばれたチューナーの青いインジケータ・・・
今でも当時の興奮を思い出してしまうのだった。
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by slapper1107
| 2017-01-21 00:09
| オーディオ