2017年 01月 31日
喋る様に唄い、歌うように吹く |
jazz器楽奏者として/イノヴェーターとして見るなら、やはり20年代後期から30年代にかけての演奏が圧倒的だ。(ヴォーカリスト?としてもこの頃はリズミカルなスキャット中心でとても器楽的である)。
その彼が1950年代となると今度は徐々にレイドバックした歌唱がふえていく・・・。
この ↑アルバムや有名な 『エラ&ルイ』、その他にもビングクロスビーや多くのポピュラー歌手との共演はもはやいちジャズ奏者の域を軽々と超えていた。
この浸透感やリラックス感は何処から来ているのだろう・・・・・
文字にしたら伝わりづらいが、
あの3連符のズルズル感やたっぷりとした語尾の伸ばし方・・・・歌もラッパの演奏もまるで彼が喋っている言葉の延長だ。
もうひとつ、
やはり英語特有のイントネーション(抑揚)や節(ふし)の切り方、ブレス(息継ぎ)etc…
当たり前だけどそれ(英語)を母国語とする強味なんだろうな。
・・・・・もっと、英語勉強してたら良かったな(笑)。
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by slapper1107
| 2017-01-31 00:05
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