2018年 06月 12日
ガット弦の浸透力 |
相変わらず日常的に自分の演奏は記録したり聴き返したりしているし、誰か他のベーシストにも機会有ればどんどん弾いてもらってなるべくこの楽器のパフォーマンスを客観的にとらえる様にはしている。
……結果、ある程度見えてきた。
『やはりガット弦の魅力、その音色のみならずその浸透力に在り』
少々無理をしてでも(共演者各位にも理解してもらって)全くの生音 で通させていただいている昨今だが、浸透力有る音を出せていれば何らかの増幅手段に頼らなくてもサウンドする…という確信が徐々に得られてきた。
では〝浸透力有る音〟 とは?
単純な音量でもないし、それに準ずる(量的な)音圧でもない。
もっと質的な意味で、各楽器の間に文字通り染み込む様な感じ……?
レコードで言うなら
BN盤でのゴリゴリとしたS・ジョーンズやG・タッカーの音では無く ↑ このアトランティック盤の初期MJQで聴けるP・ヒースみたいな包み込む音が近いかな?
『北風と太陽』みたいだな(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
by slapper1107
| 2018-06-12 00:16
| ライブ・現場から