2018年 11月 30日
ハンクジョーンズの三枚 |
と言ってもリーダーアルバムではなくサイド参加作。
驚くのはこの組み合わせ❗
あのwクリムゾンのT・レヴィン(b)にS・ガッド(ds)。
まあ70年代初めだからご両人ともいちスタジオミュージシャンとしてのお仕事に過ぎないのだろうけど、今聴き返せばやはり感慨深いものがある。
加えるに、
ここでのハンクは全編エレピだしR・カーターみたいな電化音のベース、マクラッケン/ベックのギター組そしてリーダーブライアントのテナーはタレンタインを彷彿とさせるから
まるですぐ後のCTIやKUDU盤を聴いている様だった。
そして同じくハンク参加のこれ。
ベースはなんとスタンリークラーク(^_^;)。
もちろん彼(クラーク)もメッセンジャーズ出身だしこういったオーソドックスな演奏も当たり前なんだけど多分チックとのRTFを立ち上げた頃(1972ー3頃)の物だから興味深い。
ところでこの二枚は共にprestige10000番台。
こんな組み合わせのレコードがゴロゴロしているから、その『秘境度』は同時期のブルーノートLAシリーズよりも上だろう。
最後にはこの1枚。
ここでのリズム隊、ハンクに加えるに
M・ヒントン/S・ガッド組❗
ちょっと考えられないようなコンビだがなかなかご機嫌な演奏。
改めて思うのはH・ジョーンズのフレキシビリティ😃で、
こういうレコードを聴けば直ぐ後のGJT(グレートジャズトリオ)でのブレイクぶりも充分納得がゆくのだった。
でも、本人は何にも考えてなかったのだろうけどね。
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by slapper1107
| 2018-11-30 00:01
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