2019年 08月 18日
金言 |
これは最近Facebook上で良く見かける画像というか、テキスト。
その要旨は・・・・
とにかく周りをよく聴け
そしてバンド全体のバランスを考えよ
アンサンブルの中で埋もれた楽器が有れば皆でそれに合わせよ
・・・といった意味であろう。
・・・・この発言の主はドラマーのメル・ルイス。
後年にサド・ジョーンズとの双頭オーケストラで知られるようになるが、チェットベイカーやB・ブルックマイヤーとの共演~ハリウッドのスタジオミュージシャン……という根っからの〝コンボ(小編成)屋〟である。
その緩急自在な演奏はビッグバンドでも終始一貫、本当に趣味の良い→特にそのブラッシュワークは素晴らしい❗
ジャズに限らず、良いアンサンブル(合奏)の基本は
音量の大きなパートが小さい方に合わせること。
これに尽きるわけで、だからこそこの金言がドラマー(前者)から発せられた事に意味が有ると思うのだ。
フィリージョージョーンズのlisteningの話をしたばかりだが、メルルイスもまた違った意味で『聴くドラマー』であった。
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by slapper1107
| 2019-08-18 00:01
| ライブ・現場から