what am I here for?

栞（しおり)

友人からこんなお洒落なのを頂く。





普段はどうしても  “薄手” なムック本や雑誌ばかり、

文庫本も何故か新潮文庫がうちには多く、そしてこの新潮文庫には最初から栞が付いている(他社文庫には無いのだ！)。









早速

こいつを使ってみたくなり


“厚手” な本を物色してみたが・・・・・・






増税前だし、たまには “大著” でも買ってみようかな・・・・





我ながら、単純である。

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3/29@新宿銅鑼

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或るライブ前のひとコマ

御膳会議………

とは、花岡さん(cl)の造語だが。





皆で食事をしながら入念な打ち合わせを・・・・・











全然しない（笑）。








これではまるで打ち上げと変わらないではないか‼






なんてね。









皆の名誉のために言うが、


こういう時の方が余程本番の演奏も素晴らしいのである。



あと、


何時もこんな風ではありませんので、念のため。
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ハイファイ

ワイファイ(Wi-Fi)じゃなく、Hi-Fi。



“高忠実度” を表す ハイフィデリティー(High Fidelity)を略してこう云った。





SPレコードからLPレコードに移行した1940年代末から50年代初頭にかけて、長時間収録に加えて業界にアピールされたのは高忠実度/高音質化であった。





ステレオ録音/再生にはもう数年待たなければならなったが、飛躍的に向上した品質に当時の音楽好きの驚きぶりは想像に難く無く


それはWi-Fiブロードバンド化のそれの比では無かっただろう。





だから

当時のレコードにはそれ(Hi-Fi)を謳い文句にした物が多く、




















この様に作品名にそのまま入れてしまったw


『イン・ハイファイ』シリーズ


みたいなレコードも随分出されたのである。




確かにこの頃のオリジナル盤〜分厚くて当然ながらmono〜を聴くと出始めの頃のstereo盤の百倍は音が良い‼






ディジタル全盛の今となってはHi-Fiなんて死語同然、


映画のタイトルとしての方が有名だもんな・・・・。
(面白かったけどね)
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駅ナカ

中野駅構内。






新年度を前にして改装も急ピッチ....


色々便利にはなるだろうけど、






とりあえず今の僕にはあまり縁が無いかな。










こういうお店ができたら毎日でも........









って、もう北口直近にあるぢゃん(^^)。

色気

唐突だが、


一番色気の有る楽器って






テナーサックス、だと個人的には思う。








それは

『スローバラードがセクシー……』とか『咽び泣く低音…』とかいう(笑っちゃうような)即物的理由ではなく、




もっと文学的というか哲学的？なもの。







つまり、


ハードボイルド・・・・・なのだ。







よく言われるのは、コルトレーンの“Ballads”だが僕にはこれとてまだ甘口に聞こえる(だから売れたのだろうけど)。









テナーって、声高に怒鳴ったりも甘く囁いたりもしない所にその本質が有るのではなかろうか？




淡々と静かに語りかける……



コレ！です。










あと思いつくのは






此処のタイトル曲で聴けるジョーヘンこと



Joe Henderson。






曲調が歌謡曲と紙一重だがw、色気よりは品格すら感じさせる名演だ。

















サム・リヴァースやジョーヘンみたく普段硬派な人がふと垣間見せる“穏やかさ”、にとても惹かれる。













そして超アンダーレイテッドだが






ラッキー・トンプソン‼











ああ、キリがない。

モニター要らず

ギター/ベース/フロントの管楽器がcloseに立ち、お互いの生音を聴き合いながらその場でどんどん反応していく・・・・





僕が思うにjazz演奏(特に小編成での)の理想形だ。









アコースティックな…とは謳っていても実際には想像以上にマイクは林立し、演奏者でもモニター(返し)を頼る人は多い。





ゼロコンマ何秒…といった “タイムラグ” を云々する気は無いが、






1番スピード(感)ある音は奏者のすぐ傍らで聴ける “生音” である。







先日の現場でも全くのノーマイクにノーモニター。



お互いに手の内を知る佐久間君や白石君とだから、という事もあるけど


出来るなら何処へ行ってもこういう環境で演りたいもの・・・・。




ライン出しした電気楽器の方がモニター音の違和感が少ないのは皮肉な事だがしようがない。








何度も言うが、


生音というのは目的では無く手段なのだ！

いいジャケットだなあ

地味といえば地味過ぎる・・・・・w





知性派アルト、Gigi Gryceのマーキュリー盤。




これはセカンドだが、ここらあたりだとそんなに人気も無いから

オリジナル盤でもそんな法外な値段はついていない。





もちろん内容も素晴らしく、

何でこういうレコードにももっと光りが当たらないのかな…と何時も思うのだが、




・・・今日はジャケットの話。







ROCKばかり聴いていた昔から何故か“輸入盤”という響きに弱く



それは音が良いことに加え、ジャケットのカッコ良さも大きな理由だった。





同じデザイン(図柄)なのにどうも日本盤だとピントが甘い、と云うか・・・・。




製販/印刷技術だって日本のもそんなに劣らないだろうに、やはり音といっしょで “複製” だとどうしても “原本” には及ばないのだろうか？





この ☝ レコードだってデザイナーの名前すらクレジットされてもいないのだが、シンプルな構図や配色が何とも素晴らしく……




特に50-60年代(特にアメリカ盤)だとジャケットの紙質やインクの発色は絶対に日本には無いものが有る。(⇦これをバタ臭いと言う人は居るんだろうな)





バート・ゴールドブラッドやリード・マイルスばかりがデザイナーではないのである。

ﾋﾟｱﾆｼﾓを知る

どんな楽器であれ、【適正音量】というものが有る。


solo演奏ならともかく、2人(二声)以上の演奏ならもうその時点でアンサンブルが発生し・・・・・・・





そこでは演奏者がダイナミクス(音の強弱)をつけなければ、良い音楽にはならない。





そして、


ダイナミクスをちゃんとつけるには




ピアニシモ、を意識しなくてはならない。






それはJAZZだろうがCLASSICだろうが同じである。





ピアニシモを知る、という事は



まず自分の楽器の【適正音量】を知る…という事。








僕は自戒も込めて時折 ☝ こうした音源を聴き込むようにしている。










まさに教科書、だ。

柿落とし

都内某所,ﾎｰﾑﾊﾟｰﾃｨ。